tlil's diary

学生結婚(学部) -> 出産・学生ママ(修士) -> 卒業して企業の研究所で社会人デビュー

グローバルエリートの中でやってけなかった経験

多国籍かつみんな高学歴、みたいなグローバルエリート環境を体験したことある人ならわかると思うけど、ほんと日本で育った自分はなかなか気後れして発言できない。

以前の記事でも少し触れた昔のインターン先の仕事で、2回ほどグローバルエリートの集合みたいなイベントに参加することがあった。

それは25ヶ国くらいから20~35歳くらいの学生、若手社会人が集まる会議で、参加者の1割くらいがPh.D持ってて、2~3割くらいがPh.D candidate、1~2割くらいは社会人って感じの場所だった。

みんなぐろーばるで、例えば

  • イタリアの大学出て、インドで何年か働いて、今はフランスで大学院に行ってる中国人とか、
  • カナダの大学出て、ワシントンでちょっと働いて、アメリカの大学院行ってるインドネシア人とか、
  • アメリカの大学院出て某戦略コンサルで働いてるサウジアラビア人とか、
  • カナダでマスター取った後、イギリスの大学院でドクターコースにいるカナダ人とか、

そんな人たちがたくさんいた。

あと外国の政府関係者もいたし、金融機関や国際機関で働いてる人もいた。

そんな中でまあ私は普通に日本で生まれ育った日本人で学生で二十歳そこら、というわけでなかなか発言できなかったんだけど、それは①英語力の問題っていうより
②思考法とか世界観が違うからつい「空気を読んで」ないし「びびって」発言を躊躇してしまう
③勉強が足りないから知識も浅く、意味のある発言をするだけの内容が自分の中に無い
④ディベートとかスピーチの訓練・教育を受けてきてないから、話すこと自体に慣れてない
っていうのが問題だなって思った。

私と同じくらいの英語力でも沢山発言して議論に影響を与えてる人はいたから。

というわけで、これから会社に入ってまあ最初は研究職なんだけど、
こないだ聞いた話によるとグローバルエリート環境にぶちこまれる可能性が結構高そうなので、きちんと議論に参加するための力をどう鍛えればいいのかなって考えると
①英語力を鍛える
はまあそれなりに必要として、それ以上に
②思考法を変えて、もっとがんがん喋るようにする。「静かな日本人」ってのを脱却する。
③勉強する。知識をつける。専門性を高める。
④ディベート、スピーチの訓練をする。
ってのをそれぞれやんなきゃいけないのかなーって思った。


①についてはTOEFL 110を目標ににちにちやろう
これも友達と一緒にやりたいなぁ。誰とやろうかな。
私と同じくらいの英語力がある子がいいな。TOEFL100点台前半くらいの。
②~④については海外MBAのカリキュラムとか参考になるのかな。
いろいろ考えてみる!




あと、昨晩この記事を読んだ:
「大学入試の英語テストはTOEFLに変更せよ」 楽天・三木谷社長が提言する「英語革命」

(英語を社内公用語にすることで)「思考法、世界観が変わり、従業員の行動までもが変わってきています」
ってのは間違いなくあるんだと思う。
当事者じゃないから具体的な弊害とかよくわかんないけど。