tlil's diary

学生結婚(学部) -> 出産・学生ママ(修士) -> 卒業して企業の研究所で社会人デビュー

子育てと大学院での研究の両立について

これまで、育児をしながら大学院で研究をしていていろんな批判の視線を感じてきました。
結婚して子供もいるなんて研究室では少数派だから (というか学生では私ひとり) 、なかなかわかってもらえない。
ええ、名前は言わないけどドクターの貴方とか、助教の貴方とか!
(わかってくれる先生の存在はほんとにありがたいです)


たとえば、
「『赤ちゃんがいるから18時以降に研究室に残るのはむり』って言って切羽詰まったチームプロジェクトを前に毎日夕方帰るのに、研究とは関係ない社会人とのワークショップには夜に参加してる日があった」
っていう批判の視線。

でも、これは理解してほしい。
0歳児のこどもを抱えてると、基本的に夜まで研究室に残るのは (朝早く来るのも) すごく大変で、普通に朝から晩まで研究室にいるっていうことを前提にしないでほしいです。
でも、どうしてもやりたいことだったらがんばれるから、そこは許してほしい。
18時以降研究室に残るのが無理っていうために、その他あらゆる活動に参加できなかったら、人生進めないです。


あと、「子供がいるからと言って早く帰るくせに、平日の日中に研究室を離れて大学のジムに泳ぎに行ってる」
っていう批判の視線も感じたことがある。

これはまあ確かに研究に集中すべき時間に研究してないように見えるかもしれないけど、早く帰るってだけで、日中に研究以外何もできなくなるんでしょうか。
それなら、夜遅くまで研究室にだらだら残りながら、実際は研究してないで何時間もだらだらだべったりインターネットブラウジングしてるだけの人たちも非難してください。
まあ、子育てしてるからって修士の大学院生が研究を放棄していい理由にはならない、とは思ってる。
ママがんばるよ。


でもでも、大学の研究室じゃなくて社会に出て働いてる一般のワーキングマザーは似たような悩みをもっと強く感じてるんだろうな。
それに、私はストレス解消にたまに大学のジムに泳ぎに行ったりできてるけど、それも社会人だと難しいんだろうな。
すごいです。